馬耕

2024年4月。我が家の果樹エリアの果樹たちが枯れたり、枯れそうだったりしたので、果樹とさようならをし、畑にすることにしました。
念願の我が家を馬で耕やすということが実現。
面積もそれほどでは無いので一瞬で耕し終わりました。すごい。
馬と犬と猫(この後の夏にロバの訪問もありロバも知ることになる)、と人間の距離感の絶妙さに人間と動物の歴史を想像しながら、お馴染み愛星と花雪を眺めていました。
おそらく、牛や羊や鶏など他の動物ももっと近づくと不思議な感じを覚えるかもしれません。
生産性が高いというのは本当にいいことなのかと、腕組みをしてしまいました。
鈴木家のみなさまいつもありがとうございます。

土馬森 馬と人のつくる風景

2024年4月6日~7日。
Camp & Goにてhorse made landscapeの写真展と馬耕米や豆、そしてhorse farming saisonの販売イベントがありました。
街中で見る馬は迫力が倍増。
ある人にとっては日常がある人にとっては非日常となるとても楽しいイベントにジョインさせて頂きました。
horse farming saison、販売時から好評をいただき、現在は2回目の醸造が終了し定番として継続販売となっております。
静かに、楽しく過ぎる毎日に似合うビールを飲めて嬉しい嬉しいです。
ありがとうございます。

季節の進行が遅い?

2023年6月。今年は季節の進行が遅いような気が6月時点でもしていたけれども、よくわからないまま日々が通りすぎました。
北海道に引っ越してきてから、洞爺湖町では、こんなに雪が降ったことはない、というのを毎年聞くし、
いやーこんな暑いのは今まで無かったというのも毎年聞き、北海道の激しさを感じる日々の中、今年も中々種を蒔く季節がこないまま6月中旬に差し掛かったなと写真を見返して思い返している次第です。

不安定な天気の合間をぬって、馬耕の鈴木家で田植えがあるということで、子供が参加してきました。
田植えには興味がないけど、馬に会いたい我が子。
たいそう満足して帰ってきて、家ではダンスをしました。
写真はビックさん。
鈴木家のみなさまどうもありがとうございました。

動物が身近にいる生活

BACKWOODでも取り扱いしているhorsemade landscapの白樺の器。(白樺そのものの色の美しさと綺麗なカーブを描いたボールが好評をいただいています)。
この器は山から馬(花雪)が運んだ白樺を使ったものです。機械がない頃から行われている馬搬というそうです。
馬搬と馬耕による農業を実践している方がいるというのは話には聞いていましたが、鈴木夫妻と馬(花雪)に会ったのは、1年半くらい前のグリーンウッドワークのワークショプが初めてでした。

妻の両親実家が競走馬の牧場を営んでいるので、馬が多少は身近な存在の動物になりつつありましたが、いわゆる馬(美しくてキラキラしたテレビで見るような)でした。ところがこの馬(花雪)はたくましくて、大きい、そして優しい雰囲気を醸し出している。
馬と一緒に生活をしているというのがとても良い風景。動物って身近な存在なんだなと改めて実感。

秋になり、鹿の鳴き声が夜中によく聞こえるようになったなと思っていたら、家の前の牧草畑の中を鹿がのんびり歩いていました。鹿もこちらにきずきずーーーっと見つめ合い。動かない。
狐も、猫も、蛇も、カラスも、鳶も鷲も日常の風景に登場するようになってもうすぐ2年。
まだまだまだまだ新鮮な気持ちが続く北海道生活です。