日々

2024年4月上旬。
1日ずつ色が増えていく。外での遊びが忙しい子供。
肉を焼く練習までしております。

北海道の春はゴールデンウィーク。
4月も末になると色々な草木の芽が出てきて、雪解け後の寂しい雰囲気から一気に明るい空気へと変わっていきます。
子供も犬を引き連れて、きれいな花や芽を摘んでコレクション。
蛇やカメムシも登場し始めますが、それも含めて季節を楽しむ日々です。

馬耕

2024年4月。我が家の果樹エリアの果樹たちが枯れたり、枯れそうだったりしたので、果樹とさようならをし、畑にすることにしました。
念願の我が家を馬で耕やすということが実現。
面積もそれほどでは無いので一瞬で耕し終わりました。すごい。
馬と犬と猫(この後の夏にロバの訪問もありロバも知ることになる)、と人間の距離感の絶妙さに人間と動物の歴史を想像しながら、お馴染み愛星と花雪を眺めていました。
おそらく、牛や羊や鶏など他の動物ももっと近づくと不思議な感じを覚えるかもしれません。
生産性が高いというのは本当にいいことなのかと、腕組みをしてしまいました。
鈴木家のみなさまいつもありがとうございます。

日々。永い春。

今年はチューリップの咲くのが遅いなと思い、昨年の写真を探してみるとやはり10日程遅い。
なんとなくの体感もなかなかの精度です。
するすると木を登れるようになったり(降りることは出来ない)、楽しそうに絵を描く我が子、初めてのカタツムリにくんくんしてのけぞる犬。
ozigi brewinhgのstrawberry stoutの苺の香りにのけぞる私。(こういう苺の楽しみ方もあるんだ!)
北海道の春は長い。

三島由紀夫の永すぎた春は大学生が古本屋の娘と婚約し、長い婚約期間の出来事と心情の娯楽作品。
通信手段や情報が限られている時代の面白さと、若さ、異性に対するドキドキ感にドキドキしてしまう。
なぜか純文学や芥川賞作品が面白い今日この頃です。