2023年12月15日。雑誌 @likethewind.jp の藤代さんのトークイベントが @sproutniseko で開催されましたので、参加してきました。
ランニングと読書は似ているという切り口から様々な角度から走ることについて向き合い、表現につなげている活動は、共感しかなく、頷きすぎて首が痛くなりました。
参加されている方も素敵な方ばかり、藤代さんへの質問も最高でこんなに楽しい質問コーナーも初めてでした。
本当に久しぶりに素敵なランニングの雑誌の登場です。
ランニングの雑誌と言っても人それぞれの人生、ストーリー、思考にフォーカスした内容はスポーツ誌では無く、文芸誌やカルチャー誌。
時代の空気感も感じられます。
走る事は健康のためだけでは無く、娯楽であり、コミュニティであったり、考え事をする時間であったり、季節を楽しむ事であったり、観光だったり、色々な側面があります。
スニーカーがあれば十分。
基本、走る事は孤独だと思っていますが、全体に漂う孤独感とその裏返しであるポジティブ感が心地い内容です。
孤独といえば、孤独には様々なパターンがあります。
私自身は孤独が好きです。1人でいることを選択した孤独。
ジョギングやハイク、ドライブ、お酒を飲む。
一方で大人数であればあるほど孤独を感じることもあります。
それはちょっとつらかったり、でも自分の立ち位置を知る事ができたり。
孤独について語りだすと、散らかりそうですので、ほどほどにしたいと思いますが、
孤独である時間はとても重要だと思っています。
カテゴリー: Books
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2023年8月19日、倶知安のCamp & Goのホワイトルームというスペースで1日限りのPOP UP STOREを開催いたしました。
オーナーのYoshiさん自ら本が大好きということもあり実現しました。(一番入り浸っていた。笑)
「本屋が無い」という少し寂しい街が増えています。
ニセコエリアも本屋らしい本屋が無いということで、とても多くの方に楽しんでいただけました。BACKWOODの選書のテーマとsprout、PYRAM ORGANICS & PLANTS、STRIDE LAB NISEKOのお客様の嗜好がとても相性がいいのを感じました。ニセコエリアと有珠山・洞爺湖エリアも相性がいいのかもですね。
本は読むだけではなく、インテリア・オブジェでもあります。
自分の頭の中を部屋に置いておくというのはとても素敵なインテリアです。
本を読むと物事を考える機会も増えますし、人とのコミュケーションも楽しくなります。文化的になります。
これからお声がけ頂いたイベントなど、出来る限り出張していきたいなと思いました。
お越しいただいたみなさま、Camp & Goのみなさま、本当にありがとうございました。 -
意図せず買い物の量が減り、そういえば随分ゴミの量が減ったなーとふと気づきました。
週に2回もゴミ袋の大をパンパンにしていた東京時代、今は2週間に1度に減りました。(それでも多いですが)
ゼロウェイストホームまでとはいかずとも、もう少しゴミを減らしていきたいなと思います。7月7日。我が家の犬、ゆめ子が1歳の誕生日。全く躾をしていない我が家の犬は相変わらず自由奔放で、近所の友人家族から頂いた、
犬用ウェアはすごく素敵で、野犬の子(保護犬です)が着ると中々のコントラスト。笑。
ありがとうございます。こういうノリ大好きです。天気の悪い2023年の夏もなんとか植物、野菜も元気が出てきました。
雑な調理でも美味しい美味しい食べ物や、元気な花とか。
こんな日々を過ごせるのを嬉しく思います。 -
6月25日。伊達のロコベースさまにお声がけいただき、LOCO BOOKSというイベントに出店してまいりました。
室蘭のKITSUNE BOOKS、白老のまたたび文庫、札幌のBOOK LAB、そしてBACKWOOD。
個人的なマインドとして、人が集まるところが苦手で、ちょっとはなれた場所を好むために、少し不安ではありましたが、結果楽しかったのです。
みなさま本当にやさしい、そしてお客さまがみなさん本当に本が好きで素敵な方ばかり。
小売業の楽しさを再認識です。
BACKWOODは食べる事、お酒にまつわる本を中心にプラスエンタテイメント的な小説を持って行きました。
不思議なもので手元に置いておきたい、密かにあまり売れてほしくないなという本から売れるもの(普段もですが)。
自分の好きなものが喜んでいただいているという嬉しさの証拠。
他の3書店も個性がすごくて、刺激になりました。
1つ楽しみにしていたのが営業終了後LOCO BASEで飲むこと。
コロナ禍中に何度かビールを買いには行っていましたが、車社会のため、飲みにいくきっかけが中々無く、そのままBACKWOODを始めて、更に行く機会を作れなくなり、、、というときにこのイベント。
営業終了後ハイペースでガンガン飲んで、バスの時間を見て帰りました。
いつもゆっくり見ることのできない風景をバスの為、ゆっくり眺めながらの帰宅。
そうだよな、公共交通機関を使えばいいんだよな、、、
素敵なイベントありがとうございました。 -
読書がデジタルから紙に戻る中、雑誌も紙でこそというものが次々に登場。
全く興味が無い人には全くささらないし、おそらく創った方々も完全に万人受けは狙っていないと思われます。
thisはファッション誌で突出した力を発揮されていた北原さんという方が個人で創っている雑誌。
好きなことにのめりこんで、自由に生きるというのは本当に意思を持って行動した人ができることなんだと気づかせてくれる内容です。
あたりまえだけど、人それぞれに物語があって、真摯に生きている。手を動かして。
クリエイティブな人に刺激を受けるのはとても楽しい。
そして、タイトルとビジュアルのインパクトが最高に新百姓。
おかげさまでBACKWOODではすぐ売り切れてしまいました。
新百姓の切り口と編集も最高ですし、百姓こそ今というのは共感しかありません。
こんな素敵な商品を紹介できるのも大きな喜びです。 -
今年はチューリップの咲くのが遅いなと思い、昨年の写真を探してみるとやはり10日程遅い。
なんとなくの体感もなかなかの精度です。
するすると木を登れるようになったり(降りることは出来ない)、楽しそうに絵を描く我が子、初めてのカタツムリにくんくんしてのけぞる犬。
ozigi brewinhgのstrawberry stoutの苺の香りにのけぞる私。(こういう苺の楽しみ方もあるんだ!)
北海道の春は長い。
三島由紀夫の永すぎた春は大学生が古本屋の娘と婚約し、長い婚約期間の出来事と心情の娯楽作品。
通信手段や情報が限られている時代の面白さと、若さ、異性に対するドキドキ感にドキドキしてしまう。
なぜか純文学や芥川賞作品が面白い今日この頃です。